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263* りこうすぎた王子

りこうすぎた王子 (岩波少年文庫)りこうすぎるが故に嫌われ者だった王子。その王子を
変えたのは…恋!それまで信じようとしなかった
「魔法」の力を駆使しながら、怪物ファイヤードレイク
を倒し、弟を助けようとします。
昔話の再話で有名なラングによる物語。妖精や
空飛ぶじゅうたんなど、昔話や他のお話のエッセンス
がたっぷり含まれています。
【児童書 *小学校中学年~】

アンドリュー・ラング 作、福本友美子 訳
/岩波書店 (2010/4/17)


「りこうすぎた王子」…まず、タイトルからして、魅力的。
あまりにも賢いために、その才能を鼻にかける。(そういう人っていますよね。)
しかし、この王子の場合、全国民を敵に回すほど!

でも元はと言えば、この利口さ、王子の洗礼式で、ある妖精が王子に
「りこうすぎる」という贈り物をした(呪いをかけた?)ことに、端を発するのです。

洗礼式で妖精が呪いのことばをかけるのは、昔話にしばしば出てきます。
そのように、「あの昔話がモチーフになってるな」、と読んでいく楽しさも。


実は、洗礼式で妖精たちは他にも、「千里ぐつ」「ねがいぼうし」「かくれぼうし」
「まほうのじゅうたん」などを授けています。
しかし、不思議の力を信じないお妃さまによって、
それらはがらくた扱いされ、埋もれてしまっていました。

転機となったのは、王子が恋をしたこと。
それ以降は妖精の贈り物を使いながら、活躍していきます。
人を好きになることによって、見方ががらりと変わり、
自分の使命にも気づいていきます。
(といっても、物語は重たくならず、楽しく展開していきます!)


私が思ったのは…ラングは、「おはなし」の持つ力についても、
この物語の中で伝えたかったんじゃないかな?ということ。

妖精や魔法などをを信じる心、不思議なものに目を見張る感性。
それがいつか苦難を乗り越える力になる。
…深読みかもしれませんが、そんなことを言わんとしているように感じました。

さらに、特筆すべきは、絵がはなのすきなうし(紹介記事)
ロバート・ローソンだということ。
とぼけた雰囲気が加わって、とびきり楽しい物語でしたよ。
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| 児童書/小学校中学年 ~ | 10:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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