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いわずにおれない

いわずにおれない (集英社be文庫)詩人まど・みちおさんの人となりに迫る本。
インタビューをもとに書きおこした文章と、詩の数々。
それに、まどさんの描いた絵も数点おさまっています。
文庫本という小さなパッケージなのに、
すそ野が大きい一冊デス。
当時96歳のまどさんの「今」が、かいまみられます。

本書から印象に残ったことばを、ピックアップします。

まど・みちお/集英社 (2005/12/16)


<ぞうさん/ぞうさん/おはなが ながいのね><そうよ/かあさんも ながいのよ>

私の作品には、そんなふうに生きものが
その生きものであることを喜んでるっちゅう詩が一番多いでしょうね。
ゾウだけでなく、キリンもクマもウサギもナマコも、
なんだって分け隔てなく書いとりますよ。
 (第一章 ぼくがボクでいられる喜び)



無限の空間と永遠の時間の中で、極微のひと粒が別のひと粒と同じ場所、
同じ時にい合わせるなんて、本当に奇跡のようなものでしょう?
あなたと私がこうして出会えたのはもちろん、
一匹のアリ、一本の菜の花との出会いにも「ありがとう」と言いたくなる。

(第四章 宇宙の永遠の中、みんな「今ここ」を生きている)



私たちが毎日、「今日の死」を見送っているというのも、
発見のひとつです。せっかくやってきた今日という日は、
生まれたと思うとすぐ立ち去ってしまう。
そんな重大事が、なんでもない当たり前のことのように
日々繰り返されておるんですね。
それは、私たちが自分自身の死を迎えるとき
あわてふためかずにすむようにと、
天が練習をさせてくださってるんじゃないか……ちゅうことにハッと気がついて、
そういう内容の詩も書いております。 
(第六章 体って不思議。老いだって面白い)

***

詩が素晴らしいのは、言うまでもありませんが、
まどさんの話ことばそのものが、とてもおもしろく、かつ、奥深く、
一気に読めてしまう一冊です。

こちらの記事もよかったら読んでください~

「ぞうさんの詩人・まどさん100歳展」に行ってきました(過去記事)
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