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269* オシムからの旅 (よりみちパン!セ)

オシムからの旅 (よりみちパン!セ)崩れゆく祖国でサッカーで民族融和をはかろうとした
私は、ドンキホーテだったかもしれません。でも紛争
のあと、人々はまた民族融和のたいせつさを知りえ
ました。
(イビツァ・オシム)
旧ユーゴスラビア代表監督だったオシム監督と
そのユーゴ代表として世界にその名を轟かせた、
ストイコビッチ。二人の半生を元に、民族問題について
考える契機となる本です。【児童書 *小学校高学年~】

木村元彦 著/理論社 (2010/2/25)


オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (集英社文庫) 悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記 (集英社文庫)

オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (集英社文庫)
という本をご存知ですか?オシムさんが日本代表監督になった後
さらに脚光を浴びた本です。
悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記 (集英社文庫)
…これはストイコビッチについて書かれた本。

これらの本の著者である木村元彦さんが、
中学生以上の読者を想定して書かれたのが、
オシムからの旅 (よりみちパン!セ)



旧ユーゴスラビアの紛争の歴史については
正直なところ、図や年表や地図を使って
もう少しわかりやすく提示してもらいたかったな、という気もします。

しかし、オシム監督と、ストイコビッチの半生について書かれた章は
ぐいぐい引き込まれるようにして読んでしまいました。
権力者が民族主義を利用して、人々の対立をあおる。
サッカーがその手段として利用され、紛争の引き金にさえなったそうです。

6つの共和国(セルビア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、
モンテネグロ、マケドニア)と、2つの自治州(ボイボディナ、コソボ)からなる
ユーゴスラビア連邦人民共和国。
1990年代には、他民族を排除しようと、攻撃が繰り返され、
多くの犠牲者が出ました。

今までは、ニュースでしか知らず、恥ずかしながら「遠い国の出来事」
のように感じていました。

でも、この本を読んで、オシム監督とストイコビッチ(当時は選手)が
祖国の代表としてサッカーをしていたのは、
まさにその渦中だと知り、改めて考えさせられるものがありました。



嬉しいニュースとしては…
ストイコビッチ監督が率いる名古屋グランパスが11/20(土)に
2010 J1リーグ優勝を決めました。おめでとうございます~



それから…この本を一気に読んでしまった昨日は、
奇しくも「北朝鮮が韓国に砲撃」という大きなニュースが
報じられた日でもあります。
また、最近では尖閣諸島問題もありました。

「国民感情」という名の元に、人々の対立をあおる図式は、
今もわたしたちの身近にある、
そのことを心にとめておかなければ、と思いました。

そんな意味から、サッカーファンならずとも
この本を手にとってほしいと思いました。
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