「こどもの本のくに」おでかけガイド

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パンのかけらとちいさなあくま 【本の紹介*74 】

沼を麦畑に変え、悪い地主にたちむかう「ちいさなあくま」。
読んだ後スッキリした気持ちになります。
リトアイアの昔話の再話です。
湿地の多い土地に苦労した
リトアイアの人々の思いが、「ちいさなあくま」のお話をつくり
だしたのでしょうね。
【絵本 *4・5歳~】

内田莉莎子 再話、堀内誠一 画
/
福音館書店(1992.2)



題名から、どんなあくまが出てくるかとドキドキしていたら、
ちいさいあくまはいたずらっ子ですが、とってもかわいいんです。
面白半分で貧しいきこりからパンのかけらをとってきますが。
おおきいあくま達は、かんかんになって怒ります。
きこりのために役に立つことをするまで帰ってくるな、だなんて
おおきいあくまさんも、なんて真っ当な方たちなんでしょう!

きこりの願いを聞き入れて、ちいさいあくまは沼の水を飲み干し、平らに耕し、
麦畑をつくっていきます。
見渡すかぎり麦畑!の絵、とっても好きです。

リトアニアってどんな国だっけ…と思って調べてみると
バルト三国のなかで最も南に位置する国で、湖や沼地が多いのだそうです。
何の役にも立たない沼地をあっという間に麦畑にかえてくれる
「ちいさなあくま」がいてくれたらな…。
そんな思いが、このお話をつくりだしたのでしょうね。

人々はおそらく厳しい自然だけではなく、地主にも苦しめられたのでしょう。
このお話にも、地主が登場します。
地主とちいさなあくまが対決するくだりは、とってもおもしろいですよ!

68 ちょっと寄り道~68

この絵本の絵を描いたさん堀内誠一さんは、
ぐるんぱのようちえん』 『たろうのおでかけ (こどものとも傑作集 (24))
などで有名ですが、この絵本のように昔話に絵を描いたものとして、
きこりとおおかみ (子どものとも傑作集)』 『ふくろにいれられたおとこのこ
があり、どちらもおすすめです。
アートディレクションもされた方で、
「アンアン」、「ポパイ」、「ブルータス」、「オリーブ」のタイトルロゴは
今でも堀内誠一さんデザインのものが使われているそうです。

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