「こどもの本のくに」おでかけガイド

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せいめいのれきし 【本の紹介* 128】

せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなしバージニア・リー・バートンが8年の歳月をかけて作り
あげた不朽の名作。主題や構成の確かさ、芸術性
詩のような文章…この
絵本のすばらしさをあげると
きりがありません。でも、ボリュームがあってとっつき
にくい…?(うん、わかる、わかる。)我が家では
こんな風にこの絵本に「おでかけ」しています。
【絵本 *小学生~】

バージニア・リー・バートン 作、石井桃子 訳
/岩波書店 (1964/12)



プロローグは生き物が生まれる以前。
銀河系や地球の創生期からものがたりは始まります。
そして、太古の昔から現在に至るまでの生き物の移り変わりは
年代ごとに5幕からなる劇仕立てで描かれていています。

舞台には、主役となる生き物の他、観客に話を語る「ナレーター」が登場します。

たとえば、第2幕のダイノサウル(恐竜)時代のナレーターは古生物学者。
ナレーターは舞台上のブロントサウルスのあまりの大きさに逃げ腰だったり、
ティラノサウルスの迫力に思わず隠れようとしていたり、
そんな細かい演出もご覧あれ(笑)。

第5幕では、バージニア・リー・バートン自らがナレーターとして登場。
家族の歴史、四季の移ろい、月の満ち欠け…
」の単位は次第に小さくなり、
日が昇り、沈み、また新しい朝がきた「今」で、幕は閉じられます。

この生き物が演ずる「劇」の結びとして、こんなことばが。

さあ、このあとは、あなたがたの
おはなしです。その主人公は、あなたがたです。


日本での初版は1964年。その年の春、バージニア・リー・バートンは
来日されたそうです。そして4年後の1968年、59歳で亡くなられました。
そんなことを踏まえると、この絵本を通していのちのバトンを
手渡されたような気持ちになりました。

68 我が家では…68

さて、この絵本の対象年齢について、こんな風に書かれていました。
「ただ見るのは、5~7歳 年上のひとと読むのには、8~9歳 
ひとりで読むのには、10歳以上」

9歳の長男は今でこそ最初から最後まで「通しでおでかけ」できるように
なりましたが、今の次男ぐらいのころは最後のページまで
行き着くのがかなり難しかったです。
恐竜が好きだったので、第2幕はとてもよく聞いていましたが。
当時はそんな読み方になってしまってバージニア・リー・バートンさんに
申し訳ない…と思っていましたが、今はそれもありかな…と思っているんです。

つまり、実際の博物館を訪れたように、興味のあるところをじっくり読むのです。
恐竜に興味があったら恐竜のところはくわしく読んであげる、
後は子どもと一緒に絵を見てあれこれ話しながら
文には簡単に触れる程度にする。
こういう読み方、邪道かもしれませんが、そうすることでぐっとこの絵本に
「おでかけ」しやすくなりました。

でも「おでかけ」しやすくなっただけでなく、意外なオマケも。
それは、字を追うことでついおろそかになりがちな
絵を読む」ということを意識するようになった、ということです。

絵を読むといえば、この絵本の表紙なんて、溜め息がつくほど素敵なんですよ!

私は第5幕が好きです。第5幕で登場するのは、りんごの木と家。
…といえば思い出すのは同じくバージニア・リー・バートンさんの
『ちいさいおうち』(過去記事)です。
この第5幕にも『ちいさいおうち』のエッセンスが見られますよ。
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| 絵本/小学生 ~ | 23:46 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2008/11/06 23:08 | |















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