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100万回生きたねこ 【本の紹介* 132】

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))「生きることと死ぬこと」が描かれていますが、
それ以上に「愛すること」を痛々しいまでに
見せつけられられる、そんな絵本だと思います。
映画が150分ぐらいかけて描くテーマを、わずか
31ページで表現するなんて…これからも末長く読み
継がれるであろう一冊。
【絵本 *小学生~】

佐野洋子 作・絵/
講談社 (1977/01)


ある時は、王さまの ねこ として、ある時は、船のりの ねこ として、
ある時は、サーカスの 手品つかいの ねこ として、
またある時は、どろぼうの ねこ として
…ねこは、誰かに飼われたねことして生きましたが、ねこは
そのひとのことが嫌いでした。
だから、自分が死んで涙する人とは対照的に、
ねこはその人を愛せず、死ぬのが平気で、また生まれ変わります。
ライン

ある とき、ねこは だれの ねこでも ありませんでした。
のらねこだったのです。
ねこは はじめて 自分の ねこに なりました。ねこは
自分が だいすきでした。

ライン

誰かに飼われている、「依存している」人の庇護から離れ、
自分の足で歩き始めた時にもたらされる充実感。
しかし、仮にこの時ねこが死んでしまったら、このねこは
また生き死にを繰り返したことでしょう…。

白いねこというかけがえのない存在と出会い、子どもをもうけ
白い ねこと たくさんの 子ねこを, 自分よりも すきなくらい
になり・・・・・・そして白いねこの死に直面し、ねこははじめて泣きます。
100万回泣いたのち、ねこは死にます。

ねこは もう, けっして 生きかえりませんでした。

愛されるだけの存在だったねこが、他者を愛し
はじめて生をまっとうしたのでしょう…。

68 ちょっと寄り道68

シズコさん』(佐野洋子 作)。2008年4月の新刊です。
5月3日の朝日新聞朝刊で取り上げられていましたが、記事の中に
佐野さんがガンを患っておられることが書かれてあって、ドキンとしました。
ガンがストレスじゃない、という言い回しが佐野さんらしいと思いました…。

実母との確執、そのお母さんが痴呆になって…
この本には佐野さんのお母さんに対する想いが詰まっている
と知って、読みたくなっている本です。

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| 絵本/小学生 ~ | 07:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

子どもが生まれるずっと前に、この絵本に出会いました。その頃は、子ども好きなのに、なかなか子どもが授からず暗かった頃でもありまして。
その頃は、絵本にいっぱい助けてもらったと思います。
この世に生を受けたからには、深く生きていきたいなと思ったお話でもありました。好きな本なので、プレゼントにしたり、いろいろ紹介もしました。

| はなびや | 2008/05/12 19:29 | URL |

はなびやさんへ

はなびやさんの心に深く響いた絵本なのですね。
プレゼントにしたり、紹介したりしたくなる絵本ですよね。
MOEでこの絵本の特集をしていた記事の中で、
「こんなに愛された白いねこがうらやましい」といった趣旨の話を読みました。
そんな見方もあるのか!と思いました(私はとらねこ目線で読んでいたので。)

| なずな | 2008/05/13 20:04 | URL |

ご無沙汰しております

なずなさん、こんばんは。
大変ご無沙汰しております。

私も大好きな絵本です。
最近いろいろなところで広く紹介されているのを見ますが、なんだかフクザツな気持ち…
たくさんの人に読んでもらいたいけれど、大切にこっそり読みたいような気もしちゃいますよね。

『シズコさん』も気になるなー。
佐野さんのエッセイにはどきりとさせられることが多いです。
凛とした素敵な女性ですね。

| るる | 2008/05/14 01:32 | URL | ≫ EDIT

るるさんへ

『100万回生きたねこ』だけでなく『おじさんのかさ』も大好きです。
主人公の気持ちの表現方法が作者佐野洋子さんに似ているような…。
エッセイの方は『ふつうがえらい』しか読んだことがないのですが、
他のエッセイも読もうと思っているところです。

| なずな | 2008/05/14 20:40 | URL |















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