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157* いっちゃん

いっちゃんめや あしの かずなんかで おおいとか 
すくないとか  じまんしあったって しかたのないこと

主題は重いですが、二宮さんの文章は軽やかで、
村上さんの描く一つ目の“いっちゃん”も、
のっぺらぼうの“ののちゃん”も、かわいいのです。
文は短いですが、「人との違い」に敏感になる時期の
子ども に読んで!【絵本 *小学生~】

二宮由紀子 文、村上康成
/解放出版社 (2007/6/18)


ライン

いっちゃんは じぶんも ひとつめこぞうじゃなくて 
ののちゃんみたいに のっぺらぼうだったら いいのになあ
と いつも おもいます。
だって、のっぺらぼうの ののちゃんは、
じゅぎょうちゅうに よそみを しても しかられないし、
ずこうの じかんに
「おかあさんの かお」を かくのも かんたん。

ライン2

ここで、長男てつたは「たしかに~!」と言っていました。
ののちゃんのおかあさんも、ののちゃん同様のっぺらぼう。
目、鼻、口のない“おかあさん”の絵は、たしかに描きやすそうです。

さらに、ののちゃんの親戚のおねえさんが結婚したおにいさんは
四つ目があるそう。そのおにいさんからしたら
にんげんのほうが「かため」だって。
…そんな風に「目はふたつ」という概念
ユーモアに包まれながらくずされていくのです。

そして、いっちゃんの「ののちゃん みたいだったら いいのにな」
の言葉には、「人になんと思われようと、自分は自分」という
ののちゃんの心の強さへの憧れも感じられます。


解説で、今江祥智さんが、こんな風に書かれています。
ライン

どーしてー?!とか、こんなことないよー?!とか思ってのいいはずなのに、
それがない。そう感じさせるところに、ナンセンスの力があるのでは
ないのでしょうか。いくつもの!や?をツルリと刈り取って笑わせ、
成程ソンナコトモアリカーという気もちにさせてくれます。
どんな人がいても、どんな生きっぷりがあっても、
ちっとも不思議ではない世界がストンと描かれている。


ライン2 
表表紙と裏表紙の、いっちゃんの表情の変化にもご注目。
二宮由紀子 & 村上康成 のナンセンスワールド、是非ご体験下さい!
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