「こどもの本のくに」おでかけガイド

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177* 読む力は生きる力

読む力は生きる力本を読むのが好きな子どもに育てたい、という方へ…
「読むことはなぜ必要なのか」という問いにどう答えますか?
著者は、あたごの浦―讃岐のおはなし (こどものとも傑作集)
の再話や海外文学の翻訳をされている脇明子さん。脇さんは
大学で教鞭をとる中で、この疑問を抱いたそうです。
子どもを取り巻く状況や本を読むことについて今いちど見つめ
直すきっかけになる、そんな本です。

脇明子 著 /岩波書店 (2005/01)



「岡山子どもの本の会」を主宰し、大学の教授でもある著書は、
いろんな現状に直面したそうです。

・・・・

子どもの頃絵本を読み聞かせてもらって育ち、
それを幸せな思い出としていながらも、「本を読むのは苦手」と訴える学生。

絵本の読み聞かせから、物語へ移行する時期に、「自分で読む」だけでなく、
「自分で本を選ぶ」ことまで要求される子どもたち。

「なんでもいいからたくさん」という読書指導が行われている現実。

・・・・

私や我が子たちに身に覚えのあることばかり(失笑)。
長男は、こんなに読み聞かせしているのにも関わらず、
自分で読むのはいまひとつ好きではなかったし(最近変化してきましたが)。
私は小学生の時、読んだらシールがもらえるのが目当てで、
手あたりしだい読んでいました。でも、中学生になるとほとんど読書しなくなって。
…読書が「ほめてもらえる」手段になっていたのでしょう。

第3章の「絵本という楽園の罠」では、
想像力が不要なほど描きこまれた絵本を選んでいないか、
という指摘に、またまたドキン。

途中こんな疑問を持ちました。
映像を見るのに慣れた子どもたち。本に向かうだけでも大変なのに
要求することがハイレベルではないだろうか…。

でも、映像時代だからこそ、本を読む意義や、子どもにいいものを手渡していこうと
心がけて整理していないと、誤った導き方をしかねない、
最後まで読み終えて、そう思いました。

私が、この本をいいな、と思うのは、絵本のすばらしさを説いたり、
読書を推進するだけの本ではなく、本を読むということの本質にせまって
考えさせられる内容だったからです。
しかも、一つ一つに具体的な例が示されるので、
とても読みやすく、納得できました。

子どもにとっていい本とは、という問いに、著者が次のようなことをあげています。

★“読む力を育ててくれる本” 

★“おもしろくなって自然に想像力が働き、
忘れがたいイメージを生じさせてくれるような本

★“人間や世界について基本的に前向きの姿勢を持つ本、
好きになれる大人に出会える本

「読むことはなぜ必要なのか」「読む力とは」…
その問いについて、この本を手に取りながら、考えてみては。
私も、この本を読んで感じたことについて、
また別の機会を作って書きたいと思います♪

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| 大人向け書籍 ・ブックリスト | 07:03 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

この本、読んでみたいです。
早速探しに行ってみようかな・・・
ネット販売で購入した方が早そうかな~・・・
私もやっぱり子供に本が好きになってもらいたいです。(自分は苦手なのですが・・・)応援!

| まつんこ | 2009/01/16 07:24 | URL |

朝読

この本、ずいぶん前に読んだ事があるのですが、教師を目指している学生のほとんどが読書嫌いだというようなこと(が書いてあったと思うのですが)にショックを受けました。朝読でたくさん本を読んでも将来の読書好きには繋がらないという事実・・・。先生が子どもの時に本を楽しんでいないと、結局子どももまたよい本に出会えないんですよね。
子供に聞くと小学生の時の朝読でもケータイ小説読んでいるような子もいたようだし、毎朝読書してればよいというものでもないよなあと思っています・・・。

多くの方にこの本を読んで、子供の読書について考えてほしいです。応援!

| めーべる | 2009/01/16 11:58 | URL | ≫ EDIT

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2009/01/16 13:49 | |

まつんこさんへ

大きい本屋じゃないと置いてないかも、ですね。
写真たっぷりの絵本ガイドと比べると読み応えがあるのですが、
この本がなげかけていること、とても大事だと思うので、
手に取ってみてくださいね。

| なずな | 2009/01/17 17:53 | URL |

めーべるさんへ

実はわたしも、大学の教員養成課程にいた時、自分があまりにも
児童文学の名作を読まずに大きくなったこと、「場当たり読書」だった
ことに気がついてガク然としたんです。
なんとなく朝読させるなら、担任が読み聞かせや朗読した方がいい、
ということも書かれていますが、ホントそう思います。
これから先生になる方や現場の先生にも是非読んでほしいと思いました。

| なずな | 2009/01/17 18:03 | URL |















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