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物語の奥行き ~『みどりの船』より

森の中 前記事で紹介した絵本、『みどりの船』…実は私、最初に
読んだ時は“子どもたちの夏の思い出”が きらきらして
いて、それに
惹かれたのですが、読み返してみて、
あらたな魅力に魅せられました。
それは、トリディーガさんのこと…。



ものがたりのあらすじは、こちら→ みどりの船(紹介記事)

子どもたちとともに過ごすトリディーガさん。

トリディーガさん自身の説明は本文にあまり出てきません。
ですが、その説明の少なさが、物語に奥行きを与えているように思うのです。
この絵本から、私は、単に、“子どもたちの夏の思い出”だけでなく、
トリディーガさんの物語を感じました。

ひとつの解釈でしかないので、以下の文章のコト、
未読の方は、読んだ後で読むか、いったん忘れてから絵本を読んで下さい^^

この絵本で大事な存在、「船長」。

初めて子どもたちが『みどりの船』を訪れた日、トリディーガさんはこう言います。

「水夫長に浜までおくらせましょう。あしたもいらっしゃい。
きっと船長もよろこぶでしょうから」

しかし、「船長」は、この絵本に最後まで登場しません。
ただ、小屋のたなの上に制服を着た男の人の写真が飾っています。

「船長」はトリディーガさんのお連れ合いなのでしょう…。
というのは、トリディーガさんの心の中にいつも「船長」のことがあるからです。

嵐の最中や、嵐を乗り切った後にも、「船長」のことを口にするトリディーガさん。
そもそも、この『みどりの船』自体、トリディーガさんが夫のことを想って、
庭師に仕立てさせたのではないでしょうか。

そして、この『みどりの船』で過ごす時、トリディーガさんはいつも夫とともに
いるような気持ちになるのではないでしょうか…。

ラストの緑が生い茂り、かすかに「船」の面影を残すのみになった絵は、
何を意味するのでしょう? 私は、いつもここでじーんとくるんです。

もしこの絵本を読まれたら、あなたが感じた「アナザーストーリ」を、
教えて下さいね。

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| こどもの本のくにの歩き方 | 18:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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